≪紀行文≫ |
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〜〜〜秋の気配のする苗場山の湿原を味わった〜〜〜 |
またまた悪天の予報で今回も一日順延した。今年の夏の天気はほんとによく変わる。山行の4日前までは晴れマークだったのにその後雨に変わった。ぜひ晴れの日にと一日順延したが、参加者は32名が23名になってしまった。三蜜を防ぐため小型バスは二台のまま。
コロナがなければ一台のバスで行けるのにいつまでこんな状況が続くのか。
小赤沢の集落から苗場山3合目の登山口までバスはどんどん高度を上げる。標高1290Mの登山口は涼しい。まだまだ暑さの続く初秋の山登りには、こんな高地からの登山が最適だ。ただ前日までの雨で登山道はビシャビシャだ。
深い森の中の道をゆっくり速度で進んでいく。時々大きなブナの木が現れ、それが途中からダケカンバに変わる。木々の隙間から時々周りの景色が望める。雨上がりのすっきりした山並み、遠くまで見晴らしが効く。西のほうに見えるのはおそらく志賀高原のスキー場かと。 |
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出発準備 |
歩き出す |
深い樹林帯の中を進む |
登山道はしばらくして大きな石のゴロゴロした場所が多くなる。
鎖も数か所現れて、慎重に、また大きく足を伸ばしたり、岩と格闘する。岩は乾いているので、また足の置き場所が削られていたりするので歩きやすいのだが大人数では時間がかかる。
その急登が突然消えて広い湿原地帯に到着する。
ここまでかなり時間をロスしていたので、帰りのことも考えて、サブリーダー等と相談して、湿原に出たところをこの日の終点とした。 |
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大きな岩が登山道に出てくる。 |
八合目の標識 九合目まであと何分と表示、すべての合目でこのような標識がある。 |
坪場に到着 |
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山頂に続く大湿原地帯 |
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1班と2班 |
3班と4班 |
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ゆっくりとランチタイムをとり、食事の終わったメンバーは自由に湿原地帯を探索するようにした。青空の元、秋色には、草紅葉には少し早いが秋の気配のする苗場山の湿原を味わったのではないかと。
帰りは来た道を引き返す。
登りと違って下りの鎖場はより慎重になる。大人数で歩いているより待っているほうが長く感じることもあるがしかたない。
それでも大きな後れなくみんな無事に登山口まで戻って安心の一日だった。 |
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下りでの休憩 |
慎重に下る |
登山口に帰ってきた。 |
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